今回は料金について振り返ってみようと思います。
昔の携帯はそれこそ電話に少しばかりのメール(ショートメール)が送れるくらいだったので、料金も1分いくら、メール1通いくらとごくシンプルなものでした。
やはり、料金体系が変わったのは情報をやり取りする仕組み、即ちインターネットへの接続が確立されてからでしょう。
携帯電話向けのページが用意されていたとは言え、電話とは比較にならない情報を上下させるので、既存の料金では合わなくなってきたのでしょう。
料金考える人も凄いなぁと思うんです。だって2段階で料金を変えるなんて発送どこから出ます?普通一律にしたがるんじゃないでしょうか。そこが天才と凡人の差なんですかね…
そしてスマホが出てくるまではこの料金体系が基本的に維持されていきました。
そしてガラケーの中でもパソコンと同じようにインターネットのページを閲覧できる機種が出てきました。
imode等携帯専用ページでは網羅できない部分が出始めていたのでしょう。ただこのPC用ページの閲覧は定額制の範疇外とされ従量課金制で計算されたため、PC版を閲覧しすぎるとデータ使用量がとんでもないことになることもありました。
そこから、スマートホンへ移行していくわけでありますが、スマートホンはガラケーに比べて扱う情報量が桁違いに多いためここでも既存のプランの見直しを各社とも迫られたようです。
2段階製でも最大6千円くらいまでデータ通信用のプランは引き上げられていったのではないでしょうか。
そこで、安価なコースの選択肢として定額制と言われるプランが現れました。いくら使っても代替5千円前後ですというふれこみでした。
が!!
誰がどう決めたか知りませんが、このあたりで7GBの制限がかかってきます。通信量が7GBを超えると128kbsというISDN並の速度まで制限されてしまうという悪魔の所業でした。この仕組みを知らないでキャパオーバーした人も多かったのではないでしょうか…
後は同じ7GB制限でもデータ専用プランというものがでてきました。簡単に家な通話ができないだけで後はすべての機能が使える、といったものです。これも当時は話題になりました。
さてここからが過去にあった裏技(今はどこも実施されていないはずで、ご注意を!)
当時のドコモは データプランを契約するとデータ割引という特別割が存在しました。そこに端末の機種代分をサポートする割引が\2,500-\3,500程ついて、固定費より割引額のほうが大きくなるという減少があったのです。今では是正されてしまいましたが、考えられない現象ですよね。なので実質ユニバーサル料金だけでスマホを持つことができてしまうのです。
ここにさらに、端末を売ってしまったら…手元には現金がカムバックするわけですよ。
もう4-5年前の事ですがやり方を発信している方もいらしたくらいです。
これは「携帯乞食」なんて言われる手法でしたが、この制度のお陰でだいぶ料金体系と割引の仕組みについて研究させてもらいました。
如何にキャリアが無駄なものをユーザーに初和装としていたかがよくわかります。
ちょっと長くなってしまったので格安simまで触れられなかったのですが、格安simがここまで台頭するってことは、純正キャリアがいかにとんでもない値段をふっかけているかの裏返しなんですよね。
自分のことは自分で守らないと、いいカモにされてしまうというお話でした。
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